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香りが教えてくれる自分の内側のはなし。

サロンのカウンセリングで一番難しいと思うことは、わたしに見せる姿と内側の姿が違う場合のお客さま。
特に、自律神経さんタイプに多いのですが、
自分自身の不調や、疲れにほとんど気付いていない。
悲しい気持ち、ムカついた気持ち、疲れたと感じる気持ち、これらのマイナスなパワーを全部「気」でカバーしてしまうんです。

本当は体のどこかでサインを出しているはずなのに、本人がわからないのだからしょうがない。
でも、大脳は正直だなぁと思った瞬間がありました。
それまでずっといろんな香りを試していたお客さまが、この頃ずっと「プチグレン」なんです。
プチグレンの香りだけを嗅いでいたいと。


ビターオレンジの枝、葉から抽出されるこの香りは、ウッディな中に爽やかさもあり、少し独特な青臭さもします。

鎮静と高揚のどちらの作用もあるこの香りは、気分が落ち込んでいるときは元気に、パニックになったときは、鎮静させてくれます。

ある時を境に、プチグレンばかりを欲していたお客さまに、「この頃なにか変わったことありましたか?」と尋ねると、少しづつ話してくださいました。
最初は振り返り探りながら、でも話ながら自分でも気づき始めたようで。
それはわたしに話しているというより、自分で確認しているかのようでした。

悲しみを閉じ込めて元気なフリをしていた時は、とても体が辛かったんだと思います。言葉にすることで、少しずつ意識が内側に向いてきたのかなぁ。

施術中はずっと無言でしたが、終わった後「とてもスッキリして気持ちも楽になりました」と言ってくださいました♪

帰りにオレンジの精油を購入してくれましたが、

おぉっ!!!プチグレンの後にオレンジかーーー!!!と、この方の直感はすごいな!とまた感心してしまいました!笑

人間には優秀な脳がありますからね。
感情を制御してしまう理性が強く働いてしまう方もいらっしゃいます。
でも、あまり制御しすぎると心が暴走してしまうので、ときどき気持ちを優先させてあげてほしいと思います。
そのためにも、直感にしたがうのも大事です♪

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